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塗装工事

どんな建物でも時間が経つにしたがって各部位に劣化現象が見受けられるようになります。(例 チョーキング・クラックなど)
美観だけではなく、建物自体の劣化の制御・保護などを視野に入れて塗装致します。

メンテナンス時期の目安

  1. 光沢の低下(つや引け)
  2. 白亜化(チョーキング):紫外線や幅射熱、風雨などの影響で、塗料の樹脂分が劣化し、塗膜が粉状になること
  3. 褪色(色あせ)
  4. 塗膜の割れ、剥がれなどの損傷
  5. 塗膜による建物の保護機能がなくなる
  6. コーキングが割れたり、痩せている

 

外壁塗料の種類と特徴

アクリル塗料

耐用年数:5年〜8年
価格が手頃なことから、数年前までは幅広く使われていました。汚れやすく耐用年数が短いことから塗装頻度が高くなります。工事費をとにかく低く抑えたいなどの場合を除いて、現在ではあまり使用されていません。

ウレタン塗料

耐用年数:7年~10年
アクリル系よりも防水性や耐久性が高く、比較的安価です。塗膜が柔らかく仕上がるので、細部の塗装に適しています。価格と耐久性、機能性を考慮すると、良い塗料といえます。

シリコン塗料

耐用年数:7年~12年
紫外線や湿気、汚れに強く、気候・温度の変化に対しても優れた耐久性を持ちます。そのため、近年、塗替え用塗料として標準的なグレードになりつつあります。アクリル系塗料、ウレタン系塗料との比較では価格は高めになりますが、長い耐用年数を考えるとコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。

ラジカル制御塗料

耐用年数:12年~16年
紫外線による塗膜劣化対策として「ラジカル制御」技術により、シリコングレードを超える非常にすぐれた耐久性・高光沢があり、防藻・防かび機能を有しています

フッ素塗料

耐用年数:15年〜
他の塗料に比べ、ずば抜けて耐久性が高く、低摩擦性、不燃性などの機能にも優れています。そのため、非常に高価格です。近年、耐久性を考え使用する住宅塗装が増えてきています。
外壁塗装の際は、よく相談して使用する塗料を選びましょう。予算はもちろん大切ですが、何年ぐらい長持ちさせたいのか、また、塗料の溶剤による健康への影響などもあわせて検討することをおすすめします。

施工事例

外壁塗装の種類ではモルタル壁、サイディング壁と様々な種類がありますが、施工方法は様々ですが戸建住宅でよく行われる施工方法の紹介を致します。

最近では外観を重視した様々な外壁塗装の施工方法がございます。
サイディングの外壁塗装でも通常塗りつぶしの施工が大半です。

    

 

まずは意匠サイディングの場合では模様を塗り潰さないで素地をそのまま活かす
クリヤーで仕上げる施工方法があります。高圧洗浄で汚れを落としてから、
ボードの補修や変色部分の調整を行い、クリヤーで仕上げ最後にシーリングの打ち替え工事を致します。

    

 

次にタイル調の柄を活かす2色塗り分け(再現工法・Wトーン)もという施工方法もございます。
再現工法は一度塗り潰してから再度タイル調の模様を再現して作り上げるので、

    

通常の塗装の2倍近く手間暇がかかります。
仕上がりは塗り潰しと比べて美観は比べものになりません。

 

通常の塗り潰し、素地のクリヤー仕上げ、再現行法、共に施工の方法は異なりますが、
標準施工の場合、それぞれの耐用年数【シリコンの場合】は全く変わりません。

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